「華麗な」|「splendid」「gorgeous」「glorious」の違いと使い方

「華麗な」|「splendid」「gorgeous」「glorious」の違いと使い方

「華麗な」建築物があり、「華麗な」人々がおり、「華麗な」景色もある。英語の言い方を覚えておきましょう。

 

「華麗な」|「splendid」は建築物が美しい

splendid は建築物などが目も奪うほど美しいことを表すときに使われる語。

splendid は書き言葉で好まれて使われる語。

 

とある新興企業の本社ビル。

The new corporate headquarters is splendid.  (新しい本社ビルが威容を誇っています)

 

歴史のある庭園。

The splendid garden is a feast for visitors’ eyes.  (そのすばらしい庭園は訪れる人の目を楽しませてくれます)

※ feast「(耳目を)よろこばせるもの」

 

一流のホテルで。

The curtains in the room have splendid tassels.  (部屋のカーテンには豪華なふさがついています)

※ tassel「(飾りの)ふさ」

 

ご自宅拝見番組で。

You have a splendid house.  (立派なお宅でございますね)

 

「華麗な」|「gorgeous」は人・衣装のきらびやかさ

gorgeous は人や衣装などもきらびやかな美しさを表すときに使われる語。

 

花見の会で、

There were a lot of women wearing gorgeous kimono at the cherry-blossom viewing party.  (桜を見る会ではあでやかな着物姿の女性がたくさんおりました)

 

宝塚のような舞台で、

The girls wore gorgeous stage costumes.  (女性たちはきらびやかな舞台衣装を身にまとっていました)

 

とある婦人。

The widow wore a gorgeous fur coat.  (その未亡人はゴージャスな毛皮のコートを身につけていました)

 

「華麗な」|「glorious」は景色の壮観さ

glorious は主に景色の壮観さを表すときに使われる語。

 

初夏の一風景。

Azaleas were blooming gloriously, at their very best.  (ツツジが今を盛りと咲き誇っていました)

 

ホテルの一室から。

The glorious panorama of the Japan Alps is visible from the window.  (日本アルプスの絶景が窓の外に広がっています)

 

1964年10月10日の東京。

It’s glorious weather in Tokyo today.  (本日の東京は日本晴れです)

※ この日NHKアナウンサー北出清五郎氏は「世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったような素晴らしい秋日和でございます」と第39回東京オリンピック開会式のアナウンスを始めたのでした。

 

まとめ|「華麗な」「splendid」「gorgeous」「glorious」

splendid は建築物が美しい

gorgeous は人・衣装のきらびやかさ

glorious は景色の壮観さ

関連記事

  1. 「リムジンバス」は「limousine」|「bus」は不要

  2. 「個人の」|「own」「personal」「private」「individual」の違いと使い方

  3. 「1人」|「alone」「lonely」「solitary」の違いと使い方

  4. 「不可欠の」|「essential」「vital」「necessary」の違いと使い方

  5. 「surpass」は「上を越える」→「まさる、しのぐ、~を越える」

  6. 「境界」|「border」「frontier」「boundary」の違いと使い方

  7. 「park と parking」「公園と駐車場」使い分けと違い

  8. 「emancipate」は「外へ財産を移す」⇒「解放する、自由にする」

  9. 「consider」は「一緒に星を」→「多くの星を一緒によく見る」→「念入りにみる、調べる」⇒「よく考える、熟慮する、~とみなす」