「警告する」|「warn」「forewarn」「caution」の違いと使い方
危険を前もって「警告」することもあり、予防のための「警告」もある。英語の言い方を覚えておきましょう。
「警告する」|「warn」は危険などを前もって告げる
warn は危険などのことを前もって告げることを表すときに使われる最も一般的な語。
The government warned people not to go the area. (政府は人々にその地域へ行かないようにと警告した)
子どもの躾も大事。 He warned his daughter not to pester Grandmother to buy her things. (彼は娘に、おばあちゃんにおねだりしないようによく言い含めておきました) ※ pester「せがむ、おねだりする」
山の鉄則。 The leader warned the group to stick together in the mountains. (山では一体となって行動するようにとリーダーは全員に注意しました) ※ stick together「一体で行動する」
「警告する」|「forewarn」は起こる前に警告
forewarn はしばしば受け身で用いられ、あることが起こる前に警告することを表すときに使われる。
旅好きの老夫婦。 We were forewarned by our children against traveling in the area. (私たちは子供たちにその地域へ旅するなと、前もって注意されました)
日本は地震国。 It was a forewarning of an earthquake. (それは地震の先触れだったのです)
頭痛持ちの方。 When his migraine headache starts, generally there’s some forewarning. (彼の片頭痛が始まるときはたいてい何らかの前触れがあります) ※ migraine headache「片頭痛」
「警告する」|「caution」は注意するよう警告
caution は注意するように警告するときに使われる語。
予防策。 We were cautioned to wear a mask. (私たちはマスクをするように注意された) ※ wear a mask「マスクをする」
先行き心配な息子。 He cautioned his son against such bad habits. (彼の父は、そのような悪習に染まらぬように息子を戒(いまし)めました) ※ bad habits「悪習」
健康診断の結果。 Caution is required if your vascular age is 10 or more years higher than your actual age. (血管年齢が実年齢より10歳以上高ければ要注意となります) ※ be required「求められる」 vascular「血管の」 actual age「実年齢」
まとめ|「warn」「forewarn」「caution」
warn は危険などを前もって告げる
forewarn は起こる前に警告
caution は注意するよう警告