「結合する」|「join」「conjoin」「unite」の違いと使い方

「結合する」|「join」「conjoin」「unite」の違いと使い方

何かを「結合する」とき、単につなぐだけのこともあり、統一体を構成することもある。英語の言い方を覚えておきましょう。

「結合する」|「join」は二つ(以上)の別個のものを結合

join は二つ、あるいは二つ以上の別個のものを結合することを表すときに使われる語。

短いものを長く。  He joined the two ropes together.     (彼は二本のロープを一本につなぎました)

列に並べない人もいるが、  Please join the end of the line.     (列の後ろについて下さい)

瀬戸内海で、  Eddies are often formed at a spot where two streams join.     (2つの流れが交わるところによく渦ができます)  ※ eddy「渦」

オシドリ夫婦でした。  His mother passed away last year.  It was as if she was in a hurry to join his father who had died shortly before that.     (彼の父の後を追うように彼の母は昨年亡くなりました)  ※ pass away「亡くなる」

「結合する」|「conjoin」は別個のものを一つに結合

conjoin は別個のものを一つに結合することを表すときに使われる語。

日本の文化。  ”The Tea Ceremony” conjoins ethics and religion.    (「茶道」は倫理と宗教を併せ持っています)    ※ ethics「倫理」  religion「宗教」

異文化は、  It is hard to conjoin these two cultures.       (これらの二つの文化を結びつけるのは容易なことではありません)

 英文法、等位結合の説明。  The two clauses are conjoined with ‘and.’       (その二つの節は and で等位結合されています)

「unite」は別個のものを結合して統一体を構成

unite は別個のものを結合して統一体を構成することを表すときに使われる語。

アメリカ    The United States has a shorter history as a nation than major European countries.      (米国はヨーロッパの主要国に比べて国家としての歴史が浅い)

国連    The primary purpose of the United Nations is to maintain international peace and security.     (世界の平和と安全を維持するのが国連の大きな目的です)   ※ primary purpose「大きな目的」  security「安全」

協力が大事。   Several groups are making a united effort to protect the environment.     (いくつかの団体が環境保護のため一致協力しています)

機器の説明。   The section of pipe unite here, and sealed by this gasket.       (パイプ同士がここで結合され、このガスケットで密閉されています)       ※ seal「密閉する」

まとめ|「結合する」「join」「conjoin」「unite」

join は二つ(以上)の別個のものを結合

conjoin は別個のものを一つに結合

unite は別個のものを結合して統一体を構成

関連記事

  1. 「program」は「前もって書くこと」→「予定、計画」などの意味になる

  2. 「train」|「列車」と「訓練する」|意味の関係は?

  3. 「monotonous」「1つの音だけ」は「単調な」

  4. 「appoint」は「~を指さす」→「指名する、任命する」

  5. 「offend」は「~に向かって打つ・殴る・傷つける」→「感情を害する、不快感を与える」

  6. カタカナの「タンカー」は船、英語の「tanker」は油を運ぶ「船、自動車、飛行機」

  7. 「追う」|「follow」「chase」「pursue」「shadow」の違いと使い方

  8. 「オルゴール」は「オール・ゴールド」全部、金?

  9. 「グラス」|「glass と grass」使い分けと違い