「借りる」|「borrow」「rent」「hire」「use」の違いと使い方

「借りる」|「borrow」「rent」「hire」「use」の違いと使い方

日本語の「借りる」は、お金が必要なこともあり、必要がないこともある。

英語では有料・無料を厳密に区別する。

英語で表現するときの使い分けを覚えておこう。

 

「借りる」|「borrow」は無料で借りる

「borrow」は金銭や移動可能なものを無料で借りることを表すときに使う最も一般的な語。

 

借金の基本。

What you have borrowed you have to pay back — it’s a matter of course.

「借りた金は返すのが当たり前」

 

シェークスピアから。

Neither a borrower nor a lender be.

「借り手にも貸し手にもなるなかれ」(シェークスピア「ハムレット」より)

 

今でもこういう親は多い。

My parents taught me that borrowing money is wrong.

「親に、人に金を借りるのはいけないことだと教えられてきた」

 

「借りる」|「rent」と「hire」はお金を出して借りる

「rent」と「hire」はお金を出して借りるときに使う語。イギリスとアメリカで使い方が異なる。

イギリスで家や部屋を長期間借りるときは「rent」を使う。

イギリスで家や部屋を短期間借りるときは「hire」を使う。

アメリカで家や部屋を借りるとき、長期・短期とも「rent」を使う。最近はイギリスでもこの傾向がある。

 

不動産屋で、

Can I ask you to arrange for me to rent an office?

「事務所を借りたいのですが、あっせんしていただけませんか」

 

社会問題になりつつある。

Landlords do not like to rent their rooms to elderly people living alone.

「大家は一人暮らしのお年寄りには部屋を貸したがらないのです」

 

イギリス人が、

Let’s hire a car when we arrive in Hokkaido.

「北海道に着いたら車を借りよう」

※ rent も使えます。

 

自然の中で、

We hired some bicycles and pedaled around the lake.

「私たちはレンタサイクルを借りて湖の回りを一周しました」

※ pedal「自転車に乗る」

 

「借りる」|「use」はすぐ返すもの、動かせないもの

「use」は借りたものを使ってすぐ返すとき、移動不可能な固定電話、トイレなどを借りるときに使う語。

 

スマホを忘れたとき、

Can I use your telephone?

「電話をお借りしてもいいですか」

 

トイレのとき、

May I use the bathroom?

「トイレをお借りしたいのですが」

※ bathroom「トイレ、便所」

 

保証人が必要なとき、

I would like to use your name as a reference.

「身元保証人としてあなたの名前をお借りしたいのですが」(←「名前を使う」)

※ reference「身元保証人」

関連記事

  1. 「許す」|「excuse」「forgive」「pardon」の違いと使い方

  2. 「deficit」は「作られない」→「欠けている」→「不足額、赤字、不利な立場」

  3. 「笑う」|「laugh」「smile」「grin」「chuckle」「giggle」「sneer」の使い分け

  4. 「uncover」は「覆わない」→「覆いを取る、暴露する」

  5. 「見る」|「see」「look at」「watch」の違いと使い方

  6. 「だめにする」|「ruin」「spoil」の違いと使い方

  7. 「普通の」|「common」「usual」「normal」「ordinary」の違いと使い方

  8. 「賞」|「prize」「award」の違いと使い方

  9. 「uncertain」は「ふるい分けられない」→「確信がない、自信がない、はっきりしない、疑わしい」