「習う」|「learn 」「study」の違いと使い方
同じことを習っても、きちんと身につける人もいれば、身につかず習っただけ、という人もいる。英語の言い方を覚えておきましょう。
「習う」|「learn」は習って何かを身につける
learn は習っている結果として何かを身につけたり覚えたりすることを表すときに使われる語。
習う態度が大事。 You learn nothing from studying reluctantly. (いやいや勉強していても何も身につきません) ※ reluctantly「いやいや」
このことを忘れている人が多い。 Learning the basics is essential in any area of study. (何事も基礎が肝心です)
身につけ、さらに学ぶ。 His dream of studying abroad served as strong motivation to learn English. (留学の夢が彼の英語習得への強いモチベーションになりました)
痛い思いをした人。 He has learned the hard way from investing in stocks. (彼は株に手を出すのはもう懲りています) ※ learned「懲りた」←「教訓を得た」 the hard way「大変な思いをして」
「習う」|「study」は習った結果、身についたかは問題にされない
study は何かを単に習っていることしか意味せず、習った結果身についたか、つかなかったかは問題にされないことを表すときに使われる語。
努力はしているが。 His study hasn’t produced any satisfactory results yet. (彼は勉強の成果がなかなか現れません) ※ satisfactory results「満足のいく結果」
結果は問わず習うことに意義あり。 Children should study a variety of subjects, regardless of their gender. (子供は男女の区別なくいろいろな科目を勉強すべきです)
満足に読み書きできない人。 When he was a junior-high school student, he hated studying and often cut classes. (彼は中学時代勉強が嫌いでよく授業をサボっていました) ※ cut classes「授業をサボる」
上達は本人次第。 The housewives study conversational English twice a week under a famous professor. (奥様方は週に2回、有名な教授から英会話を習っています) ※ study under a famous professor「有名な教授について学ぶ」(under の代わりに with も可)
まとめ|「習う」「learn」「study」
learn は習って何かを身につける
study は習った結果、身についたかは問題にされない