「ホーン(警笛)とホルン(ラッパ)」|「ホーン」は鳴らし、「ホルン」は吹く
horn は「警笛」、Horn は「ラッパ」
カタカナ「ホーン」は英語の horn から日本語に入った。自動車のクラクションは英語で言うときは「horn」。
「クラクション」は「Klaxon」、これはもと商標名。正しくは「horn」を使う。
カタカナの「ホルン」はドイツ語の Horn から日本語に入った。大文字の H で始まる。
「ホルン」というと、普通は「フレンチホルン」や「角笛」のこと。
「ホーン」も「ホルン」も元々は同じ「角」
ドイツ語 Horn と、英語 horn は綴りは同じ。元は同じ単語。元の意味も同じ「角」。覚えやすいですね。
日本語に入るときに、「ホルン」は「ラッパ」、「ホーン」は「警笛」の意味で区別するようになった。
「ホーン」の場合
車を運転中、むやみにしてはいけないことは、
「クラクションをしつこく鳴らしてはいけない」
Don’t keep on sounding your horn.
「ホルン」の場合
「彼はその楽団のホルン奏者だ」
He is a horn player of the band.