「グラス」|「glass と grass」使い分けと違い
「グラス」|「glass と grass」のどちら?
英語の「glass」をカタカナで「グラス」というと、「ワイングラス」のようにどちらかというとお酒を注ぐものをいう。
英語の「glass」をカタカナで「ガラス」というと、素材としての「ガラス」や「ガラス製品」のことをいう。
英語の「glass」を複数形にして「glasses」というと、「メガネ」になる。レンズが2枚あるから。
ちなみに、
「コップ」はポルトガル語(copo)、またはオランダ語(kop)から日本語になった語。
「カップ」は英語(cup)から日本語になった語。
「~一杯」はどういう?
「コーヒー1杯」は「a cup of coffee」。「コーヒーカップ」は coffee cup。
「お茶一杯」は「a cup of tea」
「水一杯」は「a glass of water」または「a cup of water」
「ワイン一杯」は「a glass of wine」
「牛乳一杯」は「a glass of milk」または「a cup of milk」
「グラス」「glass と grass」のどちら?
庭の芝に使う「ケンタッキー・ブルーグラス」の「グラス」は「grass」。
grass は「草、芝生」の意味。牛が食べるような「草」を「grass」という。
草原や芝生で「ぴょんぴょん」跳ねる「キリギリス」や「バッタ」は「grasshopper」という。hopper は「ぴょんぴょん跳ぶもの、はねるもの」の意味。
ちなみにアメリカの音楽のジャンルの1つに「Bluegrass」というのがある。アメリカ南部で発生した。元々は田舎の農夫が、ギター、バンジョー、ウッドベース、フラットマンドリン、フィドル(バイオリン)でスコットランド系の音楽を楽しんでいたのが発祥らしい。(諸説あり)
英語の勉強で大事なことは、言葉の意味とその並べ方。単語と熟語(2つ以上の単語の組み合わせで1つの意味を表すもの)の意味を覚え、正しい順序で並べて文を作ると、通じる英語になる。
「単語、熟語を覚える → 正しい並べ方を覚える → 通じる英語」— この順番が大事。
単語、熟語は必ず文の中で覚える。それが使える英語への最短ルート。
このレッスンでは、よくある間違いをしないためのワンポイントレッスンを紹介します。