「死ぬ」|「die」「dead」「be killed」「decease」の違いと使い方

「死ぬ」|「die」「dead」「be killed」「decease」の違いと使い方

「死ぬ」という言葉はそのまま使うこともあれば「亡くなる」「他界する」などど言い換えることもある。源氏物語のような世界では高貴な人が死ぬと「隠れる」などとも言った。英語の言い方を覚えておきましょう。

 

「死ぬ」|「die」は最も一般的な語

die は「死ぬ」ことを表すときに使われる最も一般的な語。

die は日本語の「死ぬ」という言葉ほど語の調子は強くない。「亡くなる」のイメージに近い場合もある。

 

ネバーエンディングストーリーで女王様の様態が悪いときお付きの者が言った。

She is dying. (お命も危ない)

※ 「彼女は死にかけている」などとは訳さないようにしましょう。

 

残されたのは家族。

His wife died leaving two children behind. (彼の妻は2人の子どもを残して亡くなりました)

 

天寿を全う。

The actor died at the age of 90. (その俳優は90年の生涯を終えました)

 

「死ぬ」|「dead」は死んでいる状態

dead は be dead の形で「死んでいる」状態を表すときに使われる語。

dead は直接的で衝撃的な響きがある。時には愛着や敬意を感じさせない言い方となる場合もある。

 

あきらめ。

After the great earthquake the child was given up for dead. (大地震後、その子供は死んだものとあきらめられていました)

 

思い出させるもの。

Cosmos flowers always bring back memories of my dead grandmother. (コスモスの花はいつも死んだ祖母を思い出させます)

 

ハムレットのような経験。

He saw a vision of his dead father. (彼は亡くなった父の幻影を見ました)

 

「死ぬ」|「be killed」は意に反して死ぬ

be killed は受け身の形で不慮の事故や戦争などで意に反して死ぬ場合に使われる語。

be killed は die に比べて被害性の意味合いを含む表現である。get killed の表現もある。

 

交通事故で、

Many people get killed in traffic accidents. (多くの人が交通事故で亡くなっています)

 

熊出没。

The bear which appeared in the residential area was killed with a single shot. (住宅街に現れた熊は一撃で撃ち殺されました)

※ residential area「住宅街」

 

幸運な事故もありました。

Fortunately none of the passengers were killed in the recent crash. (幸いこの度の飛行機事故では乗客から死者はでませんでした)

※ passenger「乗客」

 

「死ぬ」|「decease」は法律用語や経歴説明

deceased は法律用語や経歴説明の際に使われる語。やや古い感じに響くこともある。形容詞の deceased は古い感じに響くことはない。

 

葬儀は、

Following the will of the deceased the funeral was attended only by close relatives. (遺言により故人の葬儀は親近者のみで行われました)

 

散骨が増えています。

The ashes of the deceased were scattered at sea in accord with his wishes. (故人の遺言により遺骨は海にまかれました)

※ scatter「まく」

 

遺産相続。

He is the rightful heir to the property of the deceased. (彼は故人の正当な遺産相続人です)

※ heir「相続人」  property「財産」

 

まとめ|「死ぬ」「die」「dead」「be killed」「decease」

die は最も一般的な語

dead は死んでいる状態

be killed は意に反して死ぬ

decease は法律用語や経歴説明

関連記事

  1. 「sustain」は「下から保持する」→「支える、耐える、維持する」

  2. 「disarm」は「武器を奪う」ので「武装解除する」

  3. 「substance」は「下に立っているもの」→「万物の下にしっかり存在しているもの」⇒「物質、実質、内容、要旨、骨子」

  4. 「旅行」|「travel」「trip」「tour」の違いと使い方

  5. 「免れる」|「escape」「avoid」「evade」「elude」の違いと使い方

  6. 「賞」|「prize」「award」の違いと使い方

  7. 「decide」は「切断する」→「決心する、決定する」

  8. 「universal」は「1つに回る」→「全世界の、普遍的な、全員の、宇宙の」

  9. 「促進する」|「advance」「further」「promote」の違いと使い方