「大きい」|「big」「large」「great」の違いと使い方

「大きい」|「big」「large」「great」の違いと使い方

「大きい」ことを主観的に表すとき、客観的に表すとき、それぞれ使う語を変えることがある。覚えておきましょう。

 

「大きい」|「big」は最も日常的な語

big は重さ、かさ、規模などが大きいことを表す最も日常的な語。

 

古代の津波も解明されつつある。

The big tusunami destroyed all the houses in that area. (巨大な津波でその地域の家はことごとくは破壊されました)

 

日本に多い山間の町。

Four big mountains tower above the old town. (大きな4つの山が古い町を圧するようにそびえています)

 

太公望のお話。

I caught a sea bream this big today. (今日は、こんな大きな鯛をつりました)

※ sea bream「鯛」

 

大きな木。

There used to be a big camphor tree at the back of the little sisters’s house. (昔、小さな姉妹の家の後ろに大きなクスノキがありました)

※ camphor tree「クスノキ」

 

「大きい」|「large」は客観的に示す語

large は広さ、量の程度が大きいことを客観的に示す語で、少しかたい感じがする。

 

昔はよくあったこと。

There was a large hole in my sock. (靴下に大きな穴が空いていた)

 

投資家が言います。

You should know better than to leave a large sum of money lying idle in the bank. (大金を銀行に遊ばせておくなんてもったいないことだ)

※ lying idle「(お金が)眠っている、遊んでいる」

 

いつ起きるかわからない。

Everyone was startled by the sudden occurrence of a large earthquake last night. (昨夜は突然の大きな地震に皆、はね起きました)

※ startle「はね起きる、びっくりする」

 

宣伝が必要。

They want to draw a large audience to the lecture meeting next Sunday. (今度の日曜日の講演会に大勢の人を集めたいと思っている)

 

「大きい」|「great」は大きさに加えて主観も表す

great は程度の大きさを強調して表すほかに話者の「堂々とした、偉大な」というような主観的な判断を表すときに使われる語。

 

ことわざ

A great mountain rumbled and out came a mouse. (大山鳴動してねずみ一匹) [日本語直訳]

※ rumble「ゴロゴロ鳴る」

※ 「大山鳴動してねずみ一匹」は次の言い方もある。 Much ado about nothing. (ado「騒ぎ」)   / A tempest in a teacup.  (tempest「大騒ぎ」)

 

名所の一つ。

The great Barrier Reef is world-famous as an area with densely growing coral. (グレートバリアリーフはサンゴの密生地として世界的に有名です)

※ densely「密集して」

 

船長が部下に言う。

In that sea, there is a great difference between low and high tides.  (その海は干満の差が大きいのだ)

 

まとめ|「大きい」「big」「large」「great」

big は最も日常的な語

large は客観的に示す語

great は大きさに加え主観も表す

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