「abuse」は「逸脱した使用」から「悪用、乱用」

「abuse」は「逸脱した使用」から「悪用、乱用」

abuse = ab「逸脱した」+ use「使用」⇒ 「本来の道から逸脱して使う」ので「乱用(する)、悪用(する)、虐待(する)」

発音も注意!

名詞 abuse は「アビュー」のように-se の部分は濁らない「ス」の音。

動詞 abuse は「アビュー」のように-se の部分は濁る「ズ」の音。

 

The five-year-old girl had been abused.

「その5歳の女の子は虐待を受けていた」

 

It is often said that it is difficult to draw a line between discipline and abuse.

「しつけと虐待の線引きは難しいとよく言われる」

 

「usage」は「使い方」

use「使う」+ age「状態(名詞語尾)」⇒ usage「語法、使用、使用量、慣習」

 

Electricity usage rose by 10 percent last year.

「昨年の夏は電気使用量が10パーセント増えた」

 

「usual」は「頻繁に使われる」=「普通の」の意味

usu「使用(=use)」+ al「~に特有の」=「頻繁に使われる」からさらに「普通の」の意味になる。

 

副詞は usually「いつもは、普通は」

反対の意味の形容詞は、語頭に un- をつけて、unusual「異常な」

 

It was warmer than usual in the office because the heating was on.

「暖房が入っていたので、オフィスの中はいつもより暖かかった」

 

「utensil」は「使う物、役に立つもの」

ute「使う」+ sil「物」⇒ 「使う物、役に立つもの」から「用具、器具」の意味。

 

The resort hotel is equipped with kitchen utensils in each room.

「そのリゾートホテルは各室に台所用品が備えてある」

 

「utilize」は「利用する」

util「有用な」+ ize「(動詞語尾)」⇒ 「有用にする」ので「利用する、役立たせる」。use「使う」 よりは堅い正式な場面で使う語。日本語の「かな、漢字」の、「つかう」と「利用」の関係と、英語の use と utilize の関係がよく似ている。

 

The old gymnasium is utilized as an art gallery.

「その古い体育館は美術館として利用されている」

 

トップへ戻る

関連記事

  1. 「据える」|「set」「fix」「establish」の違いと使い方

  2. 「別れる」|「divorce」「separate」「break up」の違いと使い方

  3. 「内気な」|「shy」「bashful」「modest」の違いと使い方

  4. 「infant」は「話すことができない」ので「幼児」となる

  5. 「ネック」は neck ではない?| bottleneck で「交通渋滞」?

  6. 「detour」は「離れて回る」→「向きを変えて立ち去る」⇒「回り道をする、迂回する」

  7. 「田舎」「country と hometown」使い分けと違い

  8. 「compel」は「完全に押す、追いやる」→「強制する」⇒「無理やり~させる、権力で~させる、強いる、服従させる」」

  9. 「confine」は「~に接している、~と境界になっている」⇒「制限する、閉じ込める」