「打つ・たたく」|「knock」「slap」「bang」の違いと使い方
「たたく」には「素早く」もあり、「ぴしゃり」もあり、音を出すこともある。英語の言い方を覚えておきましょう。
「打つ・たたく」|「knock」はドアをたたく、素早く・激しくたたく
knock は訪問を知らせるためにドアをたたくことを表すときに使われる語。
knock は何かを素早い動きでたたいて落とさせたり、移動させたり、人を激しくたたくときにも用いられる語。
ノックは必要。
It’s extremely rude to enter someone’s room without knocking. (ノックなしで人の部屋に入るのは失礼極まりない)
※ rude「無作法な、教養のない」
一撃。
The first blow knocked him to the floor. (最初の一撃で彼は床に沈んだ)
訪問者あり。
He heard a knock at the window. (彼は窓をこつこつたたく音を聞いた)
「打つ・たたく」|「slap」はぴしゃりとたたく
slap は手の平で顔など平らな面をぴしゃりとたたくことを表すときに使われる語。
けんかになったとき、
The girl got angry and slapped her boyfriend in the face. (その女の子は腹を立ててボーイフレンドの顔を平手でたたきました)
※ get angry「怒る、腹を立てる」
興奮して、
I slapped my palm on the table so hard that it still hurts. (強くテーブルをたたいたので、手の平がまだ痛みます)
はっと気がついて、
He slapped his knee. (彼ははたと膝を打ちました)
「打つ・たたく」|「bang」は激しくたたく
bang は何かを大きな音がするくらい激しくたたくことを表すときに使われる語。
思い切り閉めた。
He bang a door shut. (彼はドアをバタンと閉めた)
不注意で、
he banged his head on the door. (彼は頭をドアにがちんとぶつけてしまいました)
怒った彼は、
The vice president banged on the table and rose from his seat. (副社長はテーブルをたたいて席を立ちました)
まとめ|「打つ・たたく」「knock」「slap」「bang」
knock はドアをたたく、素早く・激しくたたく
slap はぴしゃりとたたく
bang ははげしくたたく