「手と腕」「hand と arm」の使い分けと違い

 

「手と腕」「hand と arm」の使い分けと違い

日本語の「手」は英語では2つに分ける。

hand は「手首から先」の部分。「手のひら」は palm という。

arm は「肩から手首まで」の部分。

猫など、動物のつめのある足は paw。

 

質問で「手と腕」上げるのは 「hand と arm」 のどちら?

授業などで先生が、

 

「質問のある人は手を挙げて下さい」

Raise your hand if you have (any) questions.

 

この場合は hand が正解。

 

横断歩道「手と腕」上げるのは 「hand と arm」 のどちら?

交差点での事故が相次いでいます。

 

「横断歩道は渡るときは、手をあげなさい」

Raise your hand when you are going across the street at a pedestrian crossing.

 

hand が正解。

 

道を渡るとき、親は子の「手と腕」「hand と arm」のどちらを引く?

 

「その母親は、子供の手を引いて道路を渡った」

The mother crossed the road, leading her child by the hand.

 

これも hand が正解。

 

「上達する」を「腕が上がる」というが「hand と arm」のどちら?

「腕」は arm、「上がる」は go up か rise が普通。

 

「彼は水泳の腕があがった」

✖ his arms of swimming went up.

これは英語ではありません。

hand も arm も使わない。

 

「腕があがる」とは「上達する」という意味なので、

 

「彼は水泳の腕があがった」

He has improved his skill in swimming.

 

のように improve one’s skill 「技術を向上させる」という。

 

「手と腕」以外の体の部分を表す語|違いと使い方を紹介

 

関連記事

  1. 「ペンキとペイント」|どちらも paint

  2. 「attend」は「~に(足を)伸ばす、(心を)向ける」⇒「出席する、世話する、看護する」

  3. 「食べ物」|「food」「meal」「diet」「dish」の違いと使い方

  4. 「irregular」は「regular ではない」=「regul(定規)のような」ではない

  5. 「見る」|「see」「look at」「watch」の違いと使い方

  6. 「incline」は「~の方へ曲がる」→「~したい気持ちにさせる、向けさせる、傾ける、こころが傾く」

  7. 「separate」は「別々に準備する」⇒「引き離す、分ける、区別・選別する」

  8. 「奇妙な」|「strange」「odd」「weird」の違いと使い方

  9. 「習慣」|「habit」「custom」「practice」の違いと使い方