「窮地」|「quandary」「scrape」の違いと使い方
対処に困る「窮地」もあれば、自ら招いた「窮地」もある。英語の言い方を覚えておきましょう。
「窮地」|「quandary」は困難な状況でどうすべきか決定できない状態
quandary は困難な状況にあってどうすべきか決定できない状態を表すときに使われる語。
苦労が続いて、 He is in a quandary about what to do next. (彼は次に何をすべきかわからず困り果てています)
ハムレットのように。 He was in a terrible quandary, unable to decide what to do. (彼はいかにすべきか、ただ思い惑うばかりでした)
大問題が起きた。 The government is in a quandary over how to handle the issue. (政府はこの問題の対応に苦慮しています)
トラブルメーカーの彼。 He found himself entangled in all sorts of quandaries. (彼は気がついてみるとにっちもさっちもいかなくなっていました)
「窮地」|「scrape」は愚かな行動による困った立場
scrape は口語で愚かな行動により陥ってしまった困った立場を表すときに使われる語。
原因は何? He got into a scrape with his partner. (彼はつれあいと困ったことになりました)
愚かな言動、行動。 The minister is always in some scrape or other. (その大臣はいつも何かへまをやっています)
ルールは守りましょう。 The college student got into a scrape for breaking a rule. (その大学生は規則違反をして窮地に陥りました) ※ break a rule「規則違反をする」
窮地から脱出。 He got out of a scrape relying on some connections to help him out. (つてを頼って彼は窮地を脱しました) ※ relying on some connections to help him out「つてを頼って」
まとめ|「窮地」「quandary」「scrape」
quandary は困難な状況でどうすべきか決定できない
scrape は愚かな行動による困った立場