「生きている」|「alive」「living」の違いと使い方
日本語で「~は、生きている」と「生きている~」は、両方とも「生きている」を使う。
英語でいうときは alive と living を使い分ける。
この alive と living の使い方を覚えておこう。
alive と living の使い方は大学受験用の参考書、問題集や語彙集にも必ず載っている。英語の基本の一つです。
「生きている」|「alive」は be動詞の後で「~は生きている」
意味合いとしては、alive は通常であれば生存が不可能と思われるような場面で「生きている」意外さや異常さを表すときに好まれて使われる語。
使い方としては、alive は「~ is alive」(~は生きている)のように使う。文法的には「叙述用法」という。
医療現場で。
My grandmother is barely alive, sustained by an IV. (祖母は点滴でやっと生きている状態なんです。)
※ barely alive「やっと生きている」 IV=intravenous drip「点滴」(intravenous「静脈」)
ペットの話。
Is your squirrel still alive? (あなたのリスはまだ生きているかい?)
※squirrel「リス」
歴史のある町。
This tradition is still alive in our town. (この伝統は我が町では今も生きている。)
「生きている」|「living」は名詞の前で「生きている~」
意味合いとしては、living は生き物であることを明らかに表したり、生死の区別などを示すときなどにこの語が好まれて使われる。
使い方としては、living は名詞の前で使う。「living ~」(生きている~)のように使う。文法的には「限定用法」という。
生物の基本。
All living things need oxygen. (すべての生き物は酸素を必要とする。)
※ oxygen「酸素」
大きな災害があったとき。
What I saw was a living hell. (私の目に入ったのは、生き地獄のような光景だった。)
※ a living hell「生き地獄」
シーラカンス。
Coelacanths are called living fossils. (シーラカンスは生きた化石と言われている。)
※ coelacanth「シーラカンス」 fossil「化石」
まとめ「生きている」|alive と living
alive は be動詞の後ろで「~は生きている」
living は名詞の前で「生きている~」