「carry」は「運ぶ」だけではない|「(水など)を通す、(声が)届く、伝わる」もある

「carry」は「運ぶ」だけではない|「(水など)を通す、(声が)届く、伝わる」もある

carry は英語を学ぶとき、基本単語の一つとして覚える語。

carry は古期ノルマンフランス語の carre (車)から英語に入った語。元々の意味は「車で運ぶ」。

英語の基本語の一つであるが、元々はフランス語さらに遡ってラテン語から来た語。

英語を学ぶとき、最初に習う carry の意味は「運ぶ」でしょう。

「carry」の意味、あれこれ|「運ぶ」「持ち運ぶ」「持ち歩く」「伝える」「行かせる」「支える」

carry の基本的な意味は、

「運ぶ」「持ち運ぶ」「持ち歩く」「伝える」「行かせる」「支える」などがある。詳しくは、辞書を引きましょう。

「carry」の意味、「運ぶ」「持ち運ぶ」「持ち歩く」

carry の基本的な意味のうち、「運ぶ」、「持ち運ぶ」や「持ち歩く」は中学校や高校の初級レベルで習う。

例文を見ておきましょう。

 

ホテルに宿泊するとき、

The porter carried the suitcase into the room.

「ホテルのボーイはスーツケースを部屋に運んだ」

というのはよくある光景です。

 

治安の悪い国を訪れるとき、

I never carry cash when I’m abroad.

「私は外国では現金は決して持ち歩かない」

という人も多いようです。

 

日本国内でも用心は必要で、

He is so worried that he might get his money stolen that he never carries much cash.

「その人は盗まれるのが心配で、多額の現金は持ち歩かないようにしている」

という人も多いですね。

「carry」の意味、「(音、電気、熱など)を伝える」の場合

「電気を通す、通さない」という話をするとき、

Lead does not carry electricity.

「鉛は電気を通さない」

lead は「鉛」。動詞の lead ではありません。

 

また、

Metals carry heat easily.

「金属は熱をよく伝える」

ということは皆さんよくご存じの通り。

 

声については、

Her voice carries far.

「彼女の声はよく通る」

などと言います。

 

音楽会の会場で使える表現は、

Sound carries well in this hall.

「このホールは音響効果がよい」

などとコンサートの開始前にお友達とお話もできそう。

 

「carry」の意味、あれこれ|「運ぶ」「持ち運ぶ」「持ち歩く」「伝える」「行かせる」「支える」

「運ぶ」だけではない carry の意味。覚えたその日から使える言い回しです。さっそく使ってみよう!!

 

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