「depart」|「離れて」さらに「別れ」て「出発する」になる
depart は de (分離「離れて」) + part (別れる) ⇒ 「~から別れる」から「離れる」の意味になる。ここから「出発する」の意味になった。
名詞は二つあり。
departure 「出発」。2008年の映画「おくりびと」の英語のタイトルは、複数形で Departures でしたね。-s を落とさないこと。
department 「部門、省、局、学科」など。
例文で覚えましょう。
Flights for Narita depart from Terminal 3.
「成田行きの便は第3ターミナルから出発します」
We should be at the airport 90 minutes before departure.
「出発の90分前には空港にいなければならない」
「partial」|part (部分) + ial (形容詞語尾) ⇒ 「一部の」の意味から「部分的な、一方をひいきする、偏愛する」の意味
基本語の part は「部分」の意味をまず覚えよう。語末に形容詞を作る -ial がつき、partial となり、「部分的な、一方をひいきする、偏愛する」などの意味を持つ。
反意語は 語頭に im- がつき impartial 「偏らない、公平な」となる。
im- は in- 「ない、~でない(否定)」を表す接頭辞。partial の語頭が p なので、in- が im- になっている。
Tom is very partial to ramen noodle.
「トムはラーメンが大好物です」
「participate」|「一部」を「取る」⇒ 「参加する」
participate は、part (一部) + cip (取る) + ate (動詞語尾) 「一部を取る」から「参加する」の意味となる。
この語はアクセント注意! par-TIC-i-pate のように第2音節に強勢がある。
名詞は2つ覚えること。
participant 「参加者」
participation 「参加」
Many students participated in the unified examination.
「多くの学生がその統一試験を受験した」
「particular」|「細かい部分の」から「特定の、特有の」などの意味になる
part (部分) + cul (=cle) (小さな) + ar (形容詞語尾) ⇒ 「細かい部分の」の意味となり「特定の、特有の、特別な、好き嫌いのある」の意味になる。
アクセント注意! 第2音節にアクセント! par-TIC-u-lar のように発音する。
Mr. Takeshima was very particular about his clothes.
「武嶋氏は着るものにとりわけ気をつかっていた」
「portion」|元々「一部、分け前」の意味
port (部分) + ion (名詞語尾) ⇒ portion 「一部となるもの」から「一部、分け前、1人前」などの意味になった。法律用語では「(財産の)相続分」の意味もある。
Tom ate two portions of vegetables.
「トムは野菜を2人前、平らげてしまった」