お握り【受験対策】入試に役立つ日本文化の表現と、文法・語法コーナー 

おにぎり【受験対策】入試に役立つ日本文化の表現と、文法・語法コーナー

小樽商科大学を目指している皆さん、今から基礎固めをしつつ、受験にも実用にも役立つ勉強をしていきましょう。

 

入試に役立つ日本文化の表現と、文法・語法コーナーです。

 

受験でも問われる、日本の事物、事象

普段当たり前に見聞きしているものを、改めて問われ、うまく答えられないということがしばしばあります。

うっかりすると、「ボーっと生きてるんじゃないよ!」と言われかねません。

 

このコーナーでは、日常よく使われる表現で受験にも出題され、さらに文法的にもきちんと理解が必要な英語を取り上げていきます。

大学入試でも日本的な事物・事象を取り上げ「○○」を、あるいは「イラストで示されるもの」を○○語程度の英語で説明しなさいと出題されることがあります。

このコーナーで、身近な日本的なことを英語でどう表現するかを知り、そして文法的な理解も深め、英語を攻略していきましょう。

受験に必要な文法も合わせて理解できます。

 

おにぎりを英語で言うと?

本日の話題は、日本の「おにぎり」です。

「おにぎり、握り飯」を英語ではなんと言うのでしょうか。

 

辞典には “a rice ball”  (コメのボール、コメの球体?)とあります。

 

さらに詳しく、

“a palm-sized triangle, ball, or cylinder of cooked rice usually wrapped in a thin sheet of dried seaweed and stuffed with a pickled plum, some tuna or salmon flakes, fish eggs, spicy vegetables or other fillings.”

(通常、薄い乾燥させた海苔で包まれ、漬けた梅、マグロやサケのほぐした身、魚卵、香ばしい野菜などが詰められた、手のひらの大きさの三角、あるいは球、あるいは円筒形の炊いた米)

と説明調に書かれています。(笑わないで下さい)

 

onigiri

日本に住んでいて現物の「おにぎり」を見たことがある人と話すときは “a rice ball” で十分通じます。最近はそのまま、”onigiri” でも通用します。

 

日本になじみのない方には後半の説明調の表現が一度は必要かもしれません。

また受験で出題されたら、ある程度難しい説明が求められるでしょう。

 

でも日本語で読んでも、まるで百科事典の記述のようで、一度読んだだけでは頭に入りませんね。

次にあげる会話で使える表現を覚えておくと作文でも使えますよ。

 

具体的な役立ち表現、文法は大学受験レベルです

おにぎりについて覚えておくと役に立ちそうな表現は、

 

「おにぎりは米で作られる、もっともよく知られた食べ物の一つです」

“Onigiri is one of the best known dishes made from rice.

(「お握りはみんな知っている、米を使った食べ物ですよ」)

 

 

「おにぎりは持ち運びが便利で、さらに食べやすいので、最も人気のある米を使った食べ物の一つです」

“Onigiri is one of the most popular rice dishes because it is convenient to carry around and easy to eat.”

(「お握りはどこへでも持って行け、すぐ食べられるので、人気があるのですよ」)

 

 

「お握りの作り方は一つではありません。必要なのは米だけ。海苔がなくてもよく、詰め物はあなたが好きなどんなものでもいいのです」

“There’s no one way to make onigiri.  All you need is rice —- you don’t even need nori, and you can add whatever fillings you like.”

(「お握りはどのように作ってもいいんです。ご飯さえあれば、海苔もいりません。好きなものを、何を入れてもいいんですよ」)

 

とりあえずここまで覚えておくと、すぐに使える表現です。

 

文法・語法を確認しましょう

では大学受験に備えて、語彙と文法の面から確認しましょう。

 

・rice

rice は英語では「不加算名詞」です。日本語では「米」「飯粒」は「一粒の米」、「ご飯一粒」のように数えますが英語の rice は数えられない名詞です。「米一粒」は “a grain of rice”、「1膳のご飯」は “a bowl of rice” のように言います。

 

・one of + 最上級  「もっとも~のうちの一つ」。theをお忘れなく。

one of the best known … 「もっともよく知られている~のうちの一つ」

one of the most popular …  「もっとも人気のある~のうちの一つ」

 

・(be) made from …

~で作られる、~で出来ている。 (be) made of … との違いに注意です。

 

・convenient to carry around   「持ち運びが便利」、 easy to eat  「食べやすい」

いずれもto不定詞の副詞用法。「~するという点で…である」という意味。

convenient to carry around   「持ち運ぶという点で便利である」

easy to eat  「食べるという点で簡単、楽である」

 

・all  「~のすべて」の意味。

 All you need is …    「必要なもののすべては」→「~があればよい」

 

・add

「加える、付け足す」。「しょうゆ (soy sauce)」や「ソース」を「加える(かける)」などにも使えます。

「しょうゆを(少し)加える」  “add a little soy sauce”

 「クリームを加えてソースに滑らかさを出す」  “add cream to give the sauce (extra) smoothness”

 

・whatever …

複合関係形容詞です。上記の用法は「どんな~でも」。

 

よく使う会話表現は、そのまま覚えるだけでも実用になりますが、さらに文法、語法まで理解しておくと、受験勉強としても一石二鳥(“killing two birds with one stone.”)です。

 

トップに戻る

関連記事

  1. 「10連休」うれしくもあり、うれしくもなし|入試によく出る日本文化

  2. 小樽商科大学の受験対策!英語教師が選んだ参考書・問題集

  3. 「小樽商科大学」入試攻略作戦|合格目指して

  4. 「冷凍食品」入試によく出る日本文化|手間なし美味しいおかずとは!?

  5. 「元号と平成終了」入試によく出る日本文化

  6. 「おとぎ話」入試によく出る日本文化

  7. 「新幹線」入試に役立つ日本文化

  8. 【受験対策】英語教師が実践した「小樽商科大学の英語攻略法」

  9. 「携帯電話使用のマナー」入試によく出る日本文化