「はやぶさ2」ミッション遂行中|入試によく出る日本文化
このコーナーは国公立大学、難関私大を目指している学生さん向けのコンテンツです。
この記事を読んで目指す大学への一助として下さい。
入試に役立つ日本文化の表現と、文法・語法コーナーです。
初代はやぶさに続き、はやぶさ2もそのミッション(任務)を遂行中です。
かつてのボイジャー1号、2号から、探査機が入試では科学分野の問題として、あるいは最先端技術に関わる人間ドラマとして扱われることがあります。
はやぶさ2、リュウグウへインパクタ―
「JAXAが、小惑星「リュウグウ」の表面に銅の塊を衝突させ、クレーターを作るためのインパクタ―を放出することに成功したと発表しました」
The Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA) announced the successful operation of an impactor to make a crater on the asteroid Ryugu by ejecting a lump of copper to strike against its surface.
・JAXA 「宇宙航空研究開発機構」
・announce 「発表する」
・successful 「成功の」
・operation 「作戦」
・impactor 「インパクタ―」
・asteroid 「小惑星」
・eject 「射出する、はじき出す」
・lump 「塊」
・copper 「銅」
・strike 「衝突する」
・surface 「表面」
「小惑星の表面にクレーターを作る試みは世界初のものです」
It is the world’s first attempt to create a crater on the surface of the asteroid.
・attempt 「試み」
地球とはやぶさ2の通信
「リュウグウは現在地球から31億キロメートル離れたところにいます」
Ryuugu is currently located about 310 million kilometer away from Earth.
・currently 「現在は」
「信号がリュウグウに届くのに片道約17分かかります」
It takes about 17 minutes one way for a signal to reach the asteroid.
・take 「(時間が)かかる」
・one way 「片道」
・signal 「信号」
はやぶさ2の長期にわたるミッション
「はやぶさ2は、2014年12月に打ち上げられ昨年6月リュウグウに到着しました」
Launched in December 2014, Hayabusa2 reached a point above Ryugu last June.
・launch 「打ち上げる」
「はやぶさ2は今年の暮れまでリュウグウ付近に留まり、最大3回のサンプル採取を試みることになっています」
Hayabusa2 will remain near Ryugu until the end of this year, attempting to collect samples three times at the most.
・remain 「留まる」
・at most 「最大、多くて」
・collect 「収集する、採取する」
「地球へは2020年末に帰還する予定になっています」
The space probe is scheduled to return home at the end of 2020.
・space probe 「宇宙探査機」 この場合「小惑星探査機はやぶさ2」を the space probe 「その宇宙探査機」と言い換えている。英語ではこのような言い換えが普通に行われる。
|入試によく出る表現、文法・語法
本日の記事中から入試によく出る英語表現や文法・語法です。
下の表で確認し、わからないときは上の本文へ戻り、文の中で確認しましょう。なぜなら文章の中で覚えると忘れにくく、応用できるからです。英語の力がだんだんついていくでしょう。
それでは下記の表をご覧ください。
英語 | 日本語 |
---|---|
announce | 発表する |
operation | 作戦 |
impactor | インパクタ― |
asteroid | 小惑星 |
eject | 射出する、はじき出す |
lump | 塊 |
copper | 銅 |
one way | 片道 |
launch | 打ち上げる |
at most | 最大、多くて |
2019年4月6日 KOJIRO