いよいよ流氷の季節が訪れました
2019年1月13日、北海道網走市にある網走地方気象台の職員が沖合20キロ付近に帯状の流氷を観測し、この日が「流氷初日」となりました。昨年より15日早く、平年より8日早い流氷の訪れです。
また紋別市では1月26日、オホーツクタワー(紋別港にある観測点)から平年より3日遅く、昨年より4日早く肉眼で流氷が見え、この日が「流氷初日」でした。
1月25日には、オホーツク管内斜里町の以久科(いくしな)原生花園の海岸に流氷が接岸。
1月29日、網走市で同じく流氷が海岸に到達する「流氷接岸初日」が観測されました。これは平年及び昨年よりも4日早い観測でした。「流氷接岸初日」とは、流氷が沿岸を覆い船舶が航行できなくなる最初の日を言います。
海の上からの流氷観光もできるのが北海道です。
紋別港から世界初の流氷砕氷観光船「ガリンコ号」、網走港からは流氷観光砕氷船「おーろら1」「おーろら2」が流氷帯を進んでいきます。
船上からの流氷は陸からは見られない迫力があるものです。冬期間、道東を訪れ、北海道でしか見られない流氷をご覧ください。良い写真が撮れること、請け合いです。