「project」は「(案を)前へ投げる」
project は pro「前へ」+ ject「投げだされたもの」。「(案・ヒントなどを)前へ投げ出した」から「計画、企画、事業計画、研究計画」などの意味になる。
project は、名詞と動詞とで発音、強勢が異なるので注意!
名詞 project 「計画、企画、事業計画、研究計画」は PRO-ject のように「プロジェクト」の「プロ」を強く発音する。
動詞 project「計画する、見積もる、放出(発射)する」は pro-JECT 、「プロジェクト」の「ジェクト」を強く発音する。
Mr. H set up a project to build an artificial satellites-related company as a subsidiary.
「H氏は子会社として、人工衛星関連の会社を作る計画をした」
On a clear day we can see a sharp rock that projects into the lake from here.
「晴れた日には、ここから湖に突き出たとがった岩を見ることができる」
「inject」は「中に投げる」
in「中に」+ ject「投げる」⇒ inject「投げ入れる」から「注射する、(意見などを)差しはさむ、(資金などを)投入する」
名詞は injection「注射、噴射、注入、投入」さらに「(宇宙船を)軌道に乗せること」の意味もある。
The government injected public funds into the company.
「政府はその会社に公的資金の投入を行った」
「object」は「~に対して投げる」
ob「~に対して」+ ject「投げる」⇒ object「投げつける」となり、名詞は「目標、対象」、動詞は「反対する、異議を申し立てる」の意味になる。
名詞と動詞とで発音・強勢が異なるので注意。「名前動後」と覚える。
名詞は OB-ject 「アブジェクト」の「アブ」を強く発音する。名詞の場合、「オブ」より「アブ」の方が英語の音により近い。
動詞は ob-JECT「オブジェクト」の「ジェクト」を強く発音する。
名詞はもう一つ objection「反対、異議」もある
objective は名詞「目標、目的」さらに軍事用語の「目標」もある。形容詞では「外界の、物質的な、客観的な」の意味。
object の名詞と動詞の意味、objection の名詞の意味、objective の名詞と形容詞の意味をそれぞれ混乱なく覚えて下さい。
A lot of people object to the reclamation work in the prefecture.
「多くの人がその県の埋め立て工事に反対している」
「reject」は「元へ投げる」ので「断る」
re「元へ」+ ject「投げる」⇒ 「差し出されたものを、元へ投げる」ので動詞「断る、拒否する」。
reject は名詞で「不良品、不合格者(品)」の意味もある。
reject は名詞と動詞とで発音・強勢が異なるので注意。
名詞は RE-ject 「不良品、不合格者(品)」は「リージェクト」の「リー」を強く発音する。
動詞は re-JECT「断る、拒否する」は「リジェクト」の「ジェクト」を強く発音する。
名詞 rejection は「拒絶、拒否」さらに「廃棄物、不合格」の意味もある。
I rejected his suggestion.
「私は彼の提案を拒否した」
「subject」は「下に投げられたもの(人)」の意味
sub「下に」+ ject「投げる」⇒ subject 名詞、形容詞、動詞の3つがあるので注意です!
名詞は「話題、主題、科目、臣民」の意味
形容詞は「~の影響を受けやすい」
動詞は「~を服従させる」
名詞・形容詞と動詞とでは発音・強勢が異なるので注意!
名詞・形容詞は SUB-ject 「サブジェクト」の「サブ」を強く発音する。
動詞は sub-JECT 「サブジェクト」の「ジェクト」を強く発音する。
I hear that he is subject to his wife in all things.
「彼はなんでも奥さんの言いなりだそうだ」