「inspire」は「中に吹き込む」

「inspire」は「中に吹き込む」

in「中に」+ spire「吹き込む」⇒「中に吹き込む」ので「(人)を奮い立たせる、(気持ちなど)を起こさせる」

名詞は inspiration「霊感、感激、激励」さらに「(急にわいた)名案、うまい思いつき」の意味もある。

 

Your presence inspires me with confidence.

「あなたが一緒に居てくれれば気強い」

 

The sounds of thunder provided the inspiration for his composition.

「雷鳴の音が彼に作曲のインスピレーションを与えた」

 

「aspire」は「~に向かって呼吸する」

a「~に向かって」+ spire「呼吸する」⇒「心が弾む」ので「熱望する、求める」

名詞は aspiration「切望、野心」

 

I do aspire to be a soccer player.

「私はどうしてもサッカー選手になりたい」

do は強調を表す do

 

「conspire」は「一緒に息をする」

con「一緒に」+ spire「息をする」⇒「一緒に息をする」ので「共謀する、陰謀をたくらむ」など。

名詞は conspiracy「共謀、陰謀」

 

They conspired to drive the president of the company from his post.

「彼らは共謀して、会社の社長をその地位から追い落とそうとした」

 

「expire」は「外へ息を出す」

ex「外へ」+ spire「呼吸する=息を出す」⇒「息を引き取る、期限が切れる」

名詞は expiration「息を吐きだすこと、終了、満了」

 

My driver’s license expires in two months.

「私の運転免許証はあと2カ月で期限が切れる」

 

「perspire」は「皮膚を通して呼吸する」

per「~を通して」+ spire「呼吸する」⇒「皮膚を通して呼吸する」ので「発汗する、汗をかく」

名詞は perspiration「発汗、汗」さらに「(汗の出るほどの)大骨折り、努力」

この語は sweat より堅い語。

 

Genius is one percent inspiration and 99 percent perspiration. <Thomas Edison>

「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」(トマス・エジソン)

関連記事

  1. 「complex」は「劣等感」ではない? 「complex」は「複雑な、複合的な」

  2. 「irregular」は「regular ではない」=「regul(定規)のような」ではない

  3. 「superfluous」は「過度に流れる」→「過度の」

  4. 「手と腕」「hand と arm」の使い分けと違い

  5. 「survive」は「越えて生きる」⇒「生き残る」

  6. 「境界」|「border」「frontier」「boundary」の違いと使い方

  7. 「控える」|「refrain」「abstain」「forbear」の違いと使い方

  8. 「supervise」は「~の上を見る」→「監視する」⇒「監督する、指揮をとる、監視する」

  9. 「incline」は「~の方へ曲がる」→「~したい気持ちにさせる、向けさせる、傾ける、こころが傾く」