「1人」|「alone」「lonely」「solitary」の違いと使い方

「1人」|「alone」「lonely」「solitary」の違いと使い方

日本語の「ひとり」は物理的に「ひとり」だが寂しさを意味しないこともあり、他に人がいても「ひとりで寂しい」という場合もある。英語の使い分けは?

 

「1人」|「alone」は「他に人がいない」「~だけ」

alone は一般には他に人がいない事実を述べるが必ずしも感情的な寂しさを意味しない語。

「~だけ」は1人とは限らない。

alone は名詞の前では用いない。

 

女優 Greta Garbo の有名な言葉。

I want to be alone. (私はひとりになりたい)

 

入試制度が話題になっている。

The high school students are not alone in their complaints. (不平があるのは高校たちだけではない)

 

「1人」|「lonely」は「孤独や寂しさ」

lonely は1人で孤独や寂しさを感じることを表すときに使う語。

 

ある母親の独り言。

Somehow I feel lonely when my children are at school. (子供たちが学校に行ってしまうと何だか寂しいんです)

 

ペットロス。

After losing my dog, I feel lonely and still miss her much. (飼い犬が死んでからとても寂しい思いをしている)

 

 

「1人」|「solitary」は「仲間がなく独り」

solitary は主に書き言葉で、仲間がなく独りあるいは一つであることを強調する語。

 

In his later years, the scientist led a quiet, solitary life in a small village on the coast. (晩年、その科学者は海辺の小さな村でひっそりと暮らした)

 

母をなくして、

She was deep in solitary grief over the death of her mother. (彼女は母親を亡くして独り悲しみに沈んでいました)

 

まとめ|「alone」「lonely」「solitary」

alone は「他に人がいない」「~だけ」

lonely は「孤独」や「寂しさ」

solitary は「仲間がなく独り」

関連記事

  1. 「食べ物」|「food」「meal」「diet」「dish」の違いと使い方

  2. 「欠席、不在」|「absent」「stay away」「not here」「away」の違いと使い方

  3. 「indigenous」は「(種族の中で)生まれた」→「ある土地(国)に生まれ育った」

  4. 「こども」|「child」「kid」「baby」「youth」「toddler」「teenager」の違いと使い方

  5. 「preside」は「前に座る、統括する」→「議長を務める、最高の位置を占める」

  6. 「調べる」|「examine」「check」「research」「investigate」の違いと使い方

  7. 「高く」|「high」「highly」の違いと使い方

  8. 「conclude」は「完全に閉じる、終わる」⇒「終える、成し遂げる、結論を下す」

  9. 「small」は「小さい」だけではない|「取るに足りない」「狭量の」などもある