雪まつりの他にも 楽しい冬を 北海道 その2
2019年2月4日(月)より第70回さっぽろ雪まつりが開催中ですが、冬の北海道の楽しみ方をさらに紹介いたします。
第60回旭川冬まつり
2月6日(水)から11日(月)まで
札幌は「さっぽろ『雪』まつり」ですが旭川は「旭川『冬』まつり」です。『雪』ではなく『冬』としたのは、まつりの要素に雪だけではなく、寒さや氷など冬に見られる現象をいろいろと取り入れようとする趣旨だったそうです。
第1回開催は1960年、会場は旭川市民の憩いの場所としてなじみのある常盤公園などで雪像27基、氷像11基のスタートでした。
現在は石狩川旭橋河畔に主会場を移し、大雪像の他市民参加の中小雪像50基の冬の行事となっています。
今年の大雪像は第1回に作られ今回再登場の「名古屋城」と「旧旭川偕行社(現・中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館)」を組み合わせた「60 years ミュージアム ~歴史を刻んだ大雪像参上~」などです
昨年の来場者数は97万6千人。「道北最大級」と言われるイベントです。
旭山動物園 夜の動物園
2月6日(水)から11日(月)
旭川冬まつりの期間に合わせ「雪あかりの動物園」が開催されます。
通常の閉園時間は午後3時半ですが、これを午後8時半に繰り下げます。
かば館、あざらし館、もうじゅう館など18施設が公開され、夜の動物観察が楽しめます。
アイスキャンドル700個が園内を照らし、動物観察以外に旭山動物園恒例の飼育員による動物ガイド、また職員による人形劇もあります。体験コーナーではアイスキャンドルの制作もできます。
入園は午後8時までです。
カナダからオーロラ生中継
陸別銀河の森天文台で行われています。
日本一寒いマチとして知られる北海道東部の陸別町でオーロラの生中継が見られます。
今年で7回目、「オーロラウィーク2019」として開催中です。
カナダ、イエローナイフに設置された高感度カメラによるオーロラの映像がインターネット経由で送信され、極北の夜空に舞う自然の神秘、オーロラが同天文台のドーム形スクリーンに映し出されます。
2月10日(日)まで、休館日の4、5日を除いて、午後2時から8時まで実施されています。