北海道函館港、若松埠頭にアザマラ・クエスト接岸
2019年4月16日、北海道函館駅近くに整備されてきた若松埠頭に、マルタ船籍のクルーズ船「アザマラ・クエスト」(3万277トン)が接岸しました。先日のダイヤモンドプリンセスに続いての函館への大型船の寄港です。
函館港は1859年(安政6年)に結ばれた安政五ヵ国条約により、下田、長崎、新潟、兵庫とともに開港した港で、北海道では歴史の古い街で有数の観光地となっている。
ちなみに、当時は「函館」ではなく「箱館」と表記されていた。
昨年までは大型クルーズ船は市内中心部から約6.5キロメートル北へ離れた港町埠頭に接岸し船客には不便であった。
かつて、函館駅で列車から降り、直結でそのまま乗船できた青函連絡船記念館摩周丸の近くに整備されたのが若松埠頭である。
観光客に人気のJR函館駅、函館朝市、赤レンガ金森倉庫群などのベイエリアを徒歩で散策できる。
大型クルーズ船が駅近くに接岸するという、珍しい光景がこれからも見られます。