「exceed」は「外へ行く」→「超える、越える、まさる」の意味になる
exceed はラテン語 excedere「出ていく」から14世紀に英語に入った。
exceed を分解すると、 ex「~離れて」+ ceed「行く」⇒「~から離れていく」→「越えて行く」となる。
exceed「超える、越える、まさる」
一緒に覚えるべき語は、
excess 名詞「超過、過多」
excessive 形容詞「過度の」
例文で覚えよう。
Construction costs of the National Athletic Stadium could exceed ¥20 billion.
「国立競技場の建設費は200憶円を超えるだろう」
His delinquency was the result of excessive discipline in his home when he was young.
「彼の非行の原因は幼少時の家庭のしつけの行き過ぎにあった」
delinquency「犯罪、非行」
「concede」は「一緒に行く」
con「一緒に」+ cede「行く」⇒「一緒に行く」
concede「認める、許す」
The president conceded that he was wrong.
「社長は自分が間違っていることを認めた」
「proceed」は「前へ進む」
pro「前」+ ceed「進」→ proceed「進む、続ける」
名詞は procedure「手順、手続き」
Let’s proceed with our argument.
「論議を続けよう」
「recession」は「後退すること」
re「後ろに」+ cess「行く」+ ion「(名詞語尾)」⇒「後ろに行くこと」=「後退すること」
recession「景気後退、不況」
recess という名詞もある。
recess「休憩、休暇、休日、へこみ、隠遁所」
My uncle’s business folded as a result of the recession.
「叔父の経営する会社が不景気のあおりで倒産した」
「succeed」は「~の下に行く、来る」
suc「~の下に」+ ceed「行く、来る」⇒「努力の下にくる」→「成功する」
succeed「成功する、相続する」
名詞は success「成功」
形容詞は successful「うまくいく」
形容詞は successive「連続した」もある。
All our plans have succeeded.
「我々の計画はすべてうまくいった」
The president has no son to succeed him.
「社長にはあとを継いでくれる息子がいない」