野幌森林公園 百年記念塔 解体へ
北海道100年にちなんで1970年に建設された「百年記念塔」がなくなります。
完成後50年を経た札幌市野幌森林公園内の百年記念塔の解体が決まりました。
老朽化が進み8階相当(23.5m)の展望台は2014年から安全面の理由で立ち入り禁止になっていました。ここからは札幌市内、石狩平野が一望できる観光スポットでした。
立ち入り禁止のまま維持するだけでも26億5千万円、展望台への立ち入りを可能にする場合は28億6千万の工費が必要と見積もられました。
今年9月に、北海道は「安全確保や将来世代の負担軽減の観点から、解体もやむを得ない」として今回の解体方針を固めました。
具体的な解体時期は未定ですが、札幌市民そして北海道民に親しまれてきた北海道開拓のシンボルが一つなくなってしまいます。
北海道出身の方もそうでない方も、近いうちに是非一度札幌を訪れ、高さ100メートルの雄姿を記憶にとどめていただければ幸いです。
2018年12月13日